ひまわり証券の自動売買システム「ループイフダン」は稼げるのか?
という疑問にお答えしながら、長所や短所を紹介します。
そもそも自動売買システムとはなにか?
自動売買システムという言葉を聞いたことはあるでしょうか?
自動売買システムとはその名の通り、人の手を介さずに自動で取引を行ってくれるツールのことを指します。
あらかじめ作られておいたシステムで、AIが自動で売買を行ってくれるものとなっております。
人の手を介さないことで24時間いつでも自動で取引することが可能です。
副業として自動売買をすることが可能です。
特に初心者の方やFXのことがよく分からない人、副業などでFXにあまり時間を割くことができない人でも気軽に始めることができるシステムとなっています。
その自動売買は各社多くありますがその中でも、自動売買で実績かつ評価が高いのがひまわり証券のループイフダンです。
ループイフダンの良い点
・IFDシステムをひまわり証券が独自にに開発したシステム
ループイフダンの売買システムを理解するとよりよい点が見えてきます。
どこのFX会社にでもIFDという注文システムが存在します。
IFDというのは新規注文と決済注文を同時に発注することができる注文方法のことです。
このIFDというのは、どこのFX会社にも存在する注文方法です。
そのIFDというシステムにひまわり証券は独自のシステムであるループイフダンというものを作り上げました。
このループイフダンとは一定の値幅ごとに自動でオーダーをして、利益が出たポジションを自動決済を行うシステムです。
ドル円の場合は原則15銭(15pips)ごとに買い注文をし、原則15銭(15pips)ごとに利食いするシステムがループ・イフダンとなります。
つまり1LOT=10000通貨で取引を行ったとして、1度ポジションを持って利食いすると1500円の利益を生み出すことが可能です。
LOT数を増やせば増やすほど利益は多くなりますから、多くの利益を生み出すことが可能だということになります。
このシステムを自動で売買してくれるということが可能になります。
・ポジションコントロールができリスク軽減が可能
またポジションの最大数をコントロールすることが可能です。
なので無駄にポジションを追加される心配がないです。
買い方向でエントリーした場合でも、市場が下降トレンドになってしまった場合にポジションをがどんどん追加されてしまう一方で損失が増えてしまうことになります。
そこで、最大ポジション数を少なくすることによって無駄にポジションを持つことはなく、リスク対策になります。
またひまわり証券のいいところは初心者に向いているということです。
初心者へのサポート力がとてもあり、信頼性が強く高評価や高評判が目立ちます。
初心者でも簡単に設定することが可能になっています。
なので自動売買を使えば初心者でも簡単に利益を出すことが可能です。
・約定力が高く思い通りの取引が可能
またひまわり証券の特徴の1つに約定力というものがあります。
よくFXでは約定率という言葉が飛び交い、約定率は業界でどれほど高いかが各社のCMで放送されることが多いです。
ただ約定率が高くても、約定するまでの時間がかかってしまえば思った値で取引することができず、思わぬところでポジションで取引してしまうことがあります。
そのようなことを引き起こさないために注目すべきところが約定力です。
約定力の高いFXの会社で取引することで思わぬ場所でポジションを持つことは減り、より思った場所で取引することができます。
ひまわり証券はその約定力が非常に高く、自動売買でも安心して取引することができます。
ループイフダンの悪い点
・ひまわり証券を利用している人自体が少ない
ひまわり証券はFX業界ではかなりの老舗会社です。
長年経営されていることもあり、口座数は10万口座以上を誇ります。
ですが口座を持っている人のほとんどは持っているだけで取引をしている人が少ないと言われているのも現状です。
ひまわり証券での取引をしている人が少ないなら、ループイフダン自体のシステムに欠陥があるかもしれないのでやや不安が残ります。
・損切りというものが存在しない
ループイフダンの最も懸念すべき点は損切りという概念がないということです。
損切りとは一定の損失を出した時に損切りをしてポジションを確定させて、損失許容範囲内でポジションを捨てるという方法です。
この損切りという戦略的方法がないので、思った方向に進んでいけばどんどんポジションを持ってくれて利食いを繰り返して利益を積み重ねることが可能なのです。
ですが、思った方向と逆の方向に進んでしまった場合は、損失がどんどん増えてしまい放っておけば多額の損失を抱えてしまう可能性があります。
そして最悪の場合は、強制ロスカットにまで発展してしまう可能性があります。
この損切りということはとても危険なことであり、リスク計算ができていないということになります。
なので一定のタイミングで取引状況がどうなっているのかを確認しないといけないということになります。
・通貨ペアが少ない
ループイフダンは、5通貨ペアに対応し、ドル円は10種、それ以外の4通貨ペアは8種、全42種の構成になっています。
この全42種類というのは少ないです。
なので限られて通貨ペアで限られたシステムでのみ取引が可能だということになります。
なので投資は多くの通貨ペアで行われることが多いのに対して、通貨ペアが少ないので投資としてはリスクヘッジをすることができないことになります。
まとめ
ひまわり証券のループイフダンは、コツコツと細かく利益を積み上げていく方法で利幅が決まっています。
初心者や副業としてFXに多くの時間を割くことができない人でもリスク管理の行いやすさといった良い点があります。
一方で、損切りがないので含み損への対策があまりよくないことといったデメリットが存在します。
なので細かく管理をしながら定期的にFXをできる方にはお勧めできますが、長時間放っておかなければならない人にはあまり向いていないシステムなのではないでしょうか。
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